春になると山々は色々な花で彩られます。
本格的な春になる前に霧島に咲く花々を紹介しておきましょう。
手始めはマンサクです。
霧島の春はマンサクの花で始めります。マンサクは色々な山で見ることができますが、霧島では大浪池のマンサクの群生が綺麗です。
この大浪池のマンサクを手始めに、霧島の山々が花で彩られてきます。
マンサク(満作)は「まず咲く」ということだとか・・・。
まだ色あせた山々の風景の中でいち早く彩をつけてくれます。
4枚の細くて黄色い花びらは、近くで見ると花のようではありません。
なんか、中華麺でもくっつけたような感じです。
しかし、これが山肌を黄色く色づけてくると春が来たなと思います。
大浪の池に上り詰めて右手の方、東回りコースに行くと暫くすると黄色い花を見ることができます。
季節の頃は、まだ肌寒い3月中旬から4月始めでしょうか。
ともすると名残雪、忘れ雪の降る頃です。
この花が咲き終わる頃にシロモジ、キリシマミズキと黄色い花が霧島の山々を彩るように咲いていきます。
その後はノカイドウ、ミヤマキリシマ、ミツバツツジと華やか彩りの花々、そしてヤマボウシ、オオヤマレンゲの白い夏の花々と続きます。
そう、その始めにあるのがマンサクです。
マンサク データ
日本名 | マンサク(満作) |
場所 | 大浪池 東回りコース |
時期 | 3月中旬~4月初旬 |
学名 | Hamamelis japonica Sieb. et Zucc. |
科名 | マンサク科マンサク属 |
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