今日も食べ過ぎてしまった。腹八分というのはかくも難しいものでしょうか。ちょっと情けないです。
最近、伊右衛門「特茶」などトクホのお茶のCMを良く見かけます。本木雅弘さんや宮沢りえさんのCMです。CMを見ると脂肪を分解して燃えやすくするらしいですが、はたしてどうなのでしょう。
サントリー 伊右衛門 特茶
「特茶」のCMでは脂肪を分解して燃やしやすくするという感じでしたね。「特茶」にはケルセチン配糖体というものが含まれているのだそうです。ケルセチン配糖体は玉ねぎやリンゴなどに多く含まれているそうで、「特茶」には玉ねぎの3個分くらいのケルセチン配糖体が含まれいるとのことです。
「特茶」のホームページを見ると次のように書いてありました。
特茶は、脂肪分解酵素を活性化させるケルセチン配糖体の働きにより、体脂肪を減らすのを助けます
花王 ヘルシア緑茶
脂肪を減らすというふれ込みのトクホお茶はいくつかあります。
一番最初に目にしたのが花王の「ヘルシア緑茶」です。このお茶はカテキンを多く含んでいます。カテキンは普通の緑茶にも含まれていますが、「ヘルシア緑茶」は、そのカテキンの強化タイプのお茶ということですね。
「ヘルシア緑茶」のホームページをみると次のように書いてありました。
本品は茶カテキンを豊富に含んでおり、エネルギーとして脂肪を消費しやすくするので体脂肪が気になる方に適しています。
脂肪を消費しやすくするタイプのトクホなんですね。気になるカテキンの量は350mlでお茶の湯飲み5杯分、濃度で2倍ということでした。カテキンには他にも色々な効用があるようです。
カフェインもコーヒーのカップ一杯分くらいあるようなので妊婦の方などは注意した方が良いかもしれません。
サントリー 黒烏龍茶
次に思い出すのが叔父さんたちが、脂っこい料理を食べた後にウーロン茶を飲んでいるCM。そう言えば、最近ではモデルのミランダ・カーさんがCMしていますね。サントリーの「黒烏龍茶」です。
この「黒烏龍茶」にはウーロン茶重合ポリフェノールが多く含まれています。お茶は発酵度合いで風味や成分が変わってきます。緑茶は発酵していないお茶葉で、紅茶は発酵の進んだお茶葉、その中間が烏龍茶です。烏龍茶だけに含まれているウーロン茶重合ポリフェノールが優れもので、脂肪の吸収をおさえてくれるのだそうです。食事と一緒に飲むと血中の中性脂肪の上昇を20%も抑えてくれるという記述もありました。
まとめ 私だったら・・・
「ヘルシア緑茶」と「特茶」は脂肪を消費を助けるタイプのトクホお茶のようです。運動を組み合わせて飲むと良さそうです。
「黒烏龍茶」は脂肪の吸収を抑えるタイプのようですから、食事と一緒に飲むと良さそうですね。
成分で言うと「ヘルシア緑茶」や「黒烏龍茶」はお茶本来の成分を強化している製品のようです。「ヘルシア緑茶」を飲むと渋みが強いと感じますが、濃いお茶を飲んだ感覚に似ていますね。
対して「特茶」は野菜などに多く含まれている成分が加えているようです。どちらにしても植物由来の成分ということになります。
私としては休憩時間やテレビを見ているようなときに、気軽に飲みたいので「ヘルシア緑茶」と「特茶」あたりが良さそうです。
効果の度合いは薬ではなく「特定保健用食品」ですから過度の期待はできませんし良く判りません。あとは値段と味でしょうか。何しろ長く飲み続けないと意味がありませんので・・・。
ちなみに私は「特茶」の味の方が好きです。