細くてやわらかな葉を持つディルは「魚のハーブ」といわれ魚介のマリネ、スモークサーモンなどによく使われます。
シダ状の葉はさわやかで独特な香りがありますが、乾燥すると香りが失われるのでフレッシュなうちに使いましょう。
乾燥させた種にも強い香りと味があり、料理、ハーブティに利用されています。
似たハーブにフェンネルがあります。
よく似たハーブですが、フェンネルは独特な甘みをがあります。
ディルとフェンネルはは交雑しやすので種を目的にする場合は近くに植えないようにします。
ディルの使い方
ディルはフレッシュな葉を魚介のマリネなどに使います。魚料理にそえると香りとともに目をたのしませてくれるアクセントになります。
種は鎮静作用があるといわれており、ピクルスの香りづけ、ハーブティなどに使うことが出来ます。
ディルの育て方
肥沃で水はけの良い場所がよいですが、やや湿り気味の土を好みますので、乾燥しすぎないように注意しましょう。
日照が必要で日陰だとあまり育ちません。
草丈が高くなり、根がまっすぐに伸びるので鉢植えよりも地植えの方が育て安いです。
倒れやすいので支柱をするようにしましょう。
病害虫はアゲハの幼虫とカメムシに注意します。