オレガノはバジルと同じくイタリア料理などによく使われるハーブです。
独特の風味がトマト、チーズなどに良く合い、ピザのトッピングとして人気があります。
消化促進、発汗作用、殺菌などの効果があると言われています。
ミントに似た香りで「ハナハッカ」とも呼ばれています。
シソ科の仲間で丈が50cmほどの多年草です。
オレガノの使い方
葉はフレッシュでもドライでも利用できますが、乾燥した方が香りが強くなります。
香りの強いハーブですので分量は控えめにした方が良いようです。
イタリア料理、特にピザのトッピングとして人気のあるオレガノですが、ほかにも肉料理、卵料理の風味づけなど料理に人気のハーブです。
香りもつよくハーブオイルやハーブビネガーにすると保存もきき便利な調味料になります。
ハーブティは少し苦みのある味わいで、消化促進などの作用がありますが、妊婦の方は控えた方がよいと言われています。
花も綺麗なハーブで観賞用としても楽しめます。
乾燥すると香りが強まるのでポプリ、ドライフラワーなどで香りを楽しんだり、入浴剤としても利用できます。
オレガノの効能
オレガノは消化促進、発汗、殺菌に効果があるとされ、薬用として使われていた時期もあります。香り、刺激の強いハーブなので妊娠中は使用しない方が良いとされています。
オレガノの育て方
オレガノは大変丈夫で育て安いハーブです。
耐寒性があり日光を好みますが、やや多湿に弱いところがあるので、梅雨時期は風通しをよくしてください。
また、茂って混み合ってきたら刈り込んで風通しをよくしてください。
肥料は植えるときに与えれば追肥は与えなくても良いようです。
肥料を与えすぎると香りが弱くなるので注意しましょう。
アブラムシがつくことがあるので早めに駆除してください。
花が咲き始める頃が香りが強いので、開花前に根元を5cmくらい残して刈り取りドライにして保存すると良いでしょう。
殖やし方は種まき、株分け、挿し芽です。
種まきは春先、3月~4月、もしくは9月頃が標準的な蒔き頃です。
種は細かいので重ならないように注意しましょう。
挿し芽は簡単に発根するので手軽な殖やし方です。
10cmくらに切り取り水揚げをした後に、下葉をとり切り口を斜めに切り直して土に挿して日陰におくと2週間ほどで発根します。
株が大きくなったら2年に1度くらいで株分けを行います。
株分けの時期は4月頃が良いでしょう。