農業

さつま芋の栽培 繁殖力が強く初心者でも育てやすい

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さつま芋

鹿児島ではさつま芋のことを「カライモ」と呼びます。日本では薩摩、つまり鹿児島の芋ですが、鹿児島では唐、つまり中国からきた芋となります。
鹿児島では当然のごとくさつま芋は沢山作られています。食用もですが多くは焼酎の原料となります。栄養価も高く初心者でも育てやすいのでぜひ挑戦してみて下さい。

さつま芋の特徴

・育てやすい

繁殖力が強くやせた土地でも育つので初心者にとって育てやすい野菜です。土壌の適用範囲は広いですが水はけのよい砂地の方が向いているようです。火山灰などが積もった南九州地区は栽培に向いてさつま芋栽培が広がっていったのでしょう。
肥沃な土地よりも少々痩せた土地の方が美味しいさつま芋ができます。反対に窒素成分が多いと、蔓ばかり伸びて芋が大きくならない「蔓ぼけ」の状態になります。

高い栄養価

種類も多く食用、加工用、焼酎用と用途に合わせて栽培、出荷されています。
さつま芋はビタミンの宝庫でもあります。ビタミンBやビタミンCが豊富で、黄色い芋にはカロチン、紫の芋にはポリフェノールが豊富に含まれています。もちろん、たっぷりの食物繊維もさつま芋の特徴です。

さつま芋の育て方

土づくり、畝つくり

さつま芋は悪条件でもよく育ちますが、水はけは良くしたほうが良い芋ができます。肥料はあげすぎないように注意しましょう。とくに窒素成分が多いと蔓ぼけの原因になります。鶴ばかり伸びて芋がはいりません。窒素成分を控え目にしたさつま芋用の肥料がありますが、私は元肥、追肥ともに施肥しません。
芋類なのでおきめの畝をつくります。蔓がのびるて草とりが大変なのでマルチをしています。蔓は随分と伸びるので畝間は広めにとります。

植え付け

さつま芋は種や苗を植えることをしません。種芋から伸びた茎をきりとって移植していきます。4,5月頃になるとホームセンターなどに並びます。本葉が4枚以上のものを選びましょう。
節の所に芋がつくので、節の部分が土に埋まるように水平に植えつけていきます。植えた後は十分に水をあげます。繁殖旺盛なので根の出ていない茎でも問題なく根付いてくれます。
自分で苗を作りたい場合は春分の日の頃に種イモを植えます。芽が出てきたら先のようを切って植えつけます。切るとわき目が出て次の苗になります。

蔓返し

ほとんど手のかからないさつま芋ですが、蔓が伸びてきたら蔓返しをしてやります。伸びた蔓から根がでて芋をつけようとしますが、養分がそちらにとられると本来の芋の生育がわるくなるので蔓の先に芋をつけないように蔓を土からはぎとるようにします。

収穫

10月から11月が収穫の時期です。試し掘りをして芋の成長を確認しながら収穫の時期を決めますが霜が降りる前には収穫を終わらせます。
芋は思いのほか広がっているので鍬などで掘る時は芋を切ってしまわないように注意しましょう。

さつま芋の種類

さつま芋には沢山の種類があります。私はいくつかの種類を少しづつ植えて違いを楽しんでいます。食用には紅はるかなど赤い芋の系統が美味しいようです。

紅あずま

赤い外皮で中は黄白の芋です。繊維質が少なく美味しい品種です。焼き芋にすると中が濃い黄色になります。

紅はるか

最近おおくなった品種です。紅あずまと同じで赤い外皮で中は白、細長い形の芋ですが、糖度がたかく焼き芋などにすると非常に甘くなります。焼き芋で人気の安納芋と比べても、その甘さは引けをとらないものがあります。

安納芋

種子島で栽培されている芋です。赤い外皮で中はオレンジ色をしています。形は丸く小型の芋です。糖度が高く焼き芋にすると蜜が出るほど甘くなります。最近人気の品種です。

紫芋

中身が紫色の芋で種子島紫などが代表的な品種です。紫の色はポリフェノールのアントシアニンによるもので抗酸化作用があると言われています。甘味は控え目ですが色合いが綺麗なのでお菓子などに利用されます。

黄金千貫

鹿児島では焼酎用として多く栽培されている品種です。外皮も中身も白く太めなのが特徴の品種です。蒸かすと甘く食用としても人気があります。

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