ここ最近、田んぼの稲の成長が早いです。1週間で10cm位伸びています。
今週で田植えから8週目です。最初の頃は成長の度合いが遅かったのですが、最近になって随分と成長が早くなった気がします。
調べてみると1枚の葉が伸びきるのに必要な日数は、毎日の平均気温の累計が100℃になる日数だそうです。このところ猛暑で夏日つづきです。たぶん、平均気温は30度くらいでしょう。そうすると3日に1枚の葉がのびきり、次の葉が出てくることになります。先月半ばころまでは梅雨空で気温も低かったので、このところの伸び方が目立っているのでしょう。
今日は追肥を行いました。あまり肥料をやりすぎると稲丈が伸びて倒れやすくなったり、いもち病が入ったりするとのことですが、如何なものでしょう。
田んぼをよく見てみると稲丈が低かったり、色の薄い所があったりします。こんなところは最初の肥料が薄いところということでした。そのような処には、少しばかり多めに追肥しました。
稲の列から離れていた一株を抜いてみました。最初は小さな苗だったのが、もう随分と大きくなっています。稲丈は80cmくらいです。
分けつも進んでいるようです。田植えのときは苗が3,4本だったと思うのですが、11本くらいになっていました。1本の苗から3,4本に分けつした状態です。太めの茎を裂いて見ましたが、まだ幼穂はありませんでした。
山里は平野部に比べると温度が低く、分けつも少ないとのことでした。当然ながら収量も少なくなるのですが、その代わり美味しい米になるのだそうです。
来週くらいに水を落として土用干しをしようかと思います。追肥をした3日後くらいに水を落とすと良いらしいですが、そこは週末農夫・・・来週末の作業になりそうです。
水を落とすと分けつもとまり、根が張って稲に活力が出てくるそうです。そして、いよいよ出穂ということになります。