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FP3級合格への道(その4) いよいよ試験会場

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FP3

試験会場はホテル

申し込みを行ったあと、お勉強はそれなりにしていたのですが、あろうことか受験日の確認をしていませんでした。
運悪く試験日の日に家族旅行を入れてしまい、ホテルも予約してしまっていました。家族全員が楽しみにしているので旅行をキャンセルするのも忍びない。そこでホテルから試験場へ直行する羽目になりました。前日のアルコールが・・・、まぁ、あまり良いコンディションではありません。

試験場はホテルの広間です。いつもだったら結婚式場に使われるであろう部屋に、そっけなく長机が並べられています。1時間も前に着いたのに、何人もの受験者がロビーで参考書などを広げています。私も例の参考書についていた「最重要ポイント攻略ブック」で再チェックです。

このホテルではFP3級の他にFP2級やFP試験以外の試験もあるので、部屋を間違えないように確認します。試験場に入ったら受験票の番号と机の番号を照らし合わせて着席し、受験票、鉛筆、消しゴム、電卓などを準備します。参考書を広げていると、10分ほど前から試験の注意事項などの説明が始まりました。時計も準備しましが、試験時間は十分にあるので必要ないかもしれません。

学科試験は早めに退出し実技試験の勉強

午前中は学科試験です。学科試験は○×問題が30問、三択問題が30問の合計60問を120分で解きます。

60分すぎると退出することができます。実際、120分は長いです。私でも全問解いて、もう一度全問を見直しても60分ちょっとで終わってしまいました。中には早く終わってしまい60分を待たずに、うつ伏せ状態になっている人もいました。

学科試験は時間があまると思うので、早く試験場を出て実技試験のチェックをした方が得策です。特に私のように実技試験の追い込み不足だったら尚更です。

問題は見覚えのある問題、つまり過去問にあった問題が多くでました。初めて見るようなものもありましたが選択式なので消去法で何とかなりました。
ちなみに試験問題は持ち帰ることができるので、自己採点のために解答を写しておきます

昼食を早めにすまして午後の実技試験に備えて追い込みです。計算式などを再チェックします。学科試験終了の1時間前に出てきたので、昼食時間を含めて2時間半もの時間があります。

実務試験は覚えている所が出てホッとする

「きんざい」の実技試験は「個人資産相談業務」と「保険顧客資産相談業務」の二科目があります。机の数をみると「保険顧客資産相談業務」の受験者が多かったように思います。保険業界から送り込まれた受験者が多かったのでしょう。

実技試験は5設問、それぞれに問題が3問あり、合計15問です。時間は60分。実技試験は途中退席は認められていません。私は最前列の机だったので状況確認はできませんでしたが、皆さん随分と早めに終わっていたようです。

実技試験は年金、株式投資、所得税、不動産売買、相続の問題でした。私の場合は所得税の問題が、適切と不適切を間違えるというケアレスミスもあり、2問も間違えてしまいました。しかし、1設問の全ての問題を間違っても大丈夫です。1設問が10点の配点で50点満点のうち、30点とれば合格なのですから。

試験は14時30分で終了ですが、なんと試験当日の17時30分には「きんざい」のホームページに模範解答が掲載されました。そうそうに持ち帰った試験問題と解答と照らし合わせました。結果は学科試験が48/60(36問で合格)、実技試験が38/50(30点で合格)でした。
正式な合格発表は翌月末近くにホームページ上と郵送にて通知されます。

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