梅雨も真っ盛りと言う感じで毎日雨が続いています。梅雨は梅の実が実る頃の雨とか。もう暫くすると田舎のスーパーには梅干し用の梅が並び始めます。日本で昔から食べられている梅干し・・・田舎ではもちろん自家製です。
田舎料理の教室でならった梅干しの漬け方です。塩が20%の梅干しです。
その教室で1年前の受講生が遺してくれた梅干しを頂きました。ちょっとしょっぱい感じがしましたが、20%だと常温でも保存が効くそうです。
梅を選ぶ
梅干しの梅は完熟の梅が良いそうです。皮が柔らく糖度が高いので梅干し向きとか。ただし傷の無い物を選ぶこと。
逆に梅シロップは青い梅が良いとか。青取りの梅はクエン酸が多くシロップ向きだそうです。シロップにするときは傷のある梅でも可、逆に剣山などで傷をつけて付け込みます。
梅の漬け方
1.完熟の梅を洗って一晩水につけておきます。
2.梅の実の20%の塩で漬けこみ中蓋をして、梅と同じ重さの重しをのせて1~2週間付け込む。梅酢(白)が出てくる。
3.重しを半分にして貯蔵する。
4.紫蘇の成長をまって紫蘇を加える。(7月頃)
紫蘇を洗って水を切る・・・紫蘇は葉を落とさずに枝ごと洗って陰干しにする方が良いそうです。
紫蘇を塩もみする。強く揉むと黒い汁がでてくるので最初の汁はすてる。次に梅の漬け汁を加えて揉むと赤い汁が出てくるので、その汁と紫蘇を梅のの中に入れる。
大体、こんなところでしょうか。紫蘇の量も20%位ということでした。
減塩で作る時は酢や焼酎を入れるそうですが先生は20%の梅干しがおすすめということでした。
梅シロップと梅サワー
梅シロップは梅1kgに砂糖1kgを混ぜて瓶に入れるだけです。1ヶ月もすれば飲めるようになるということでした。
先生いわく、梅酒は大人しか飲めないけど梅シロップはみんなが飲める。焼酎で割れば梅酒にもなるのでお勧めということでした。
梅サワーは梅シロップに酢を1升加えるのだそうです。作ってみたいですね。