田舎暮らしの良さは敷地の広さです。そして田舎暮らしの仲間で流行っているのがピザ窯です。自分の家にピザの石窯をつくってピザを焼く。贅沢な暮らしです。
ピザ石窯で焼くと表面はパリッとして中はもっちり
お店で出てくるピザは表面がパリッとしていて、中はふんわりもっちりで美味しいですよね。家庭でこのような美味しいピザを焼くのは難しいです。家庭用のオーブンでは温度が低いことも原因でしょう。石窯の中は500度くらいまで温度が上がっているようです。
充分に余熱されたピザ石窯では、窯の上部はもとより窯全体から遠赤外線で熱せられます。ピザを美味しく焼くためには下の方から焼くだけではだめで、上部からも十分な熱量で焼く必要があります。
知り合いのピザ石釜はドーム型です。ドーム型の石窯が人気なのは窯の上部に熱を溜めることが出来るからでしょう。
まず窯で薪を焚いて十分に余熱します。この余熱が大切です。2時間くらい薪を燃やして窯全体を余熱していきます。十分に余熱して炭だけの状態になったらピザの生地を入れて焼いていきます。
ピザ生地のレシピ
ピザの生地は小麦粉に水、塩、オイルをいれて捏ねます。分量は次のような感じです。
ピザ生地(4人分)
小麦粉 400g (強力粉もしくは中力粉)
水 200cc(オリーブオイルが良い)
オイル 大さじ2杯程度
塩 小さじ2杯程度
イースト 少々
小麦粉に水、オイル、塩を一度に入れて捏ねていきます。捏ね終わったら30分程度寝かせます。寝かせることでイーストの発酵が進みふんわりとして生地になります。
後は伸ばした生地にトマトソースなどを塗って具をトッピングして行きます。思い思いの具を乗せていくのも楽しい作業です。ベーコンやジャガイモの野菜類、バジルなどのハーブ類などが良い感じになります。オイルサーディンなど魚介類を乗せても美味しいピザが出来上がります。チーズを乗せるのを忘れないように。チーズがないとピザになりませんから。
ピザの生地をピザ石窯に10分も入れておくと良い感じに焼けます。焼きあがる時間はピザ石窯の温度によって違うので途中で確認した方が良いです。最初の生地と後の生地では時間も違ってきます。
ピザ石窯でピザを焼くのは楽しいです。出来上がりが美味しいのはもちろんですが、みんなでピザ生地を作ってトッピングしていくのも楽しい作業です。子供たちがいると大はしゃぎです。自分でトッピングしたピザが焼きあがって出てくるときの気分は何とも言えません。