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カシオのスマートウォッチ、WDS-F20がいよいよGPS搭載

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WDS-F20

一時期、随分と賑わってきたスマートウォッチの話題も最近はひと段落というところでしょうか。市場ではアップルウォッチが50%近くのシェアを持っているという話ですが、まだまだ私の周りでは見かけることがありません。

そんな中、私が注目しているのはカシオのアウトドア派のためのスマートウォッチです。1年前に少しばかり興奮気味にWDS-F10登場の記事を書いたのですが、その後継機が発表になりました。WDS-F20です。色々と機能アップして4月発売予定ということです。待ち遠しいですね。

iPhoneユーザーに優しくなったぞ

WDS-F10はGPSを内臓していなかったので機能の多くをスマホに依存していました。WDS-F10自体がAndroid WearなのでiPhoneとの親和性は良くなかったです。肝心のアクティビティが使えないというありさまでした。
今回のWDS-F20ではGPS内臓なので、スマホと連動することなくアクティビティが使えることになります。iPhoneユーザーでもアプリのほとんどの機能が使えることになります。トレッキングアプリ「YAMAP」もiPhone連携予定とのことで、山好きiPhoneユーザには朗報です。

GPS内臓でオフライン地図が使える

GPS内臓したことは大きな進化です。しかも地図をダウンロードしておくことが可能です。つまりWDS-F20単独で現在地を確認することが出来るようになったのです。リュックからスマホを取り出して確認することもなく、手首で現在地を確認できるなんて夢のようです。GPSはアメリカが運用している位置情報衛星ですが、日本版GPS衛星の「みちびき」にも対応予定だそうです。これって位置情報の精度が上がるってことですよね。

相変わらず頑丈、そして嬉しい時計モード

アウトドア派のためのスマートウォッチということでWDS-F10同様に頼もしいのが防水と頑丈さです。5気圧防水は山で雨に降られたり沢に入った時でも安心です。堅牢性でいうと米国防総省のMIL-STD-810G対応ということです。この規格は結構厳しく、たとえばこんなテストをします。

振動 車両による1,600kmの陸上輸送に相当する振動を与える
落下 76cmの高さから、26方向(各面、角、辺)にて厚さ2インチの合板上に落下させる
衝撃 1軸1方向あたり3回(合計18回)の衝撃を与える

これくらいの堅牢さなら山歩きで転んだりしても大丈夫でしょう。

それと忘れてはいけないのがカラーとモノクロの二重液晶です。モノクロ液晶での時計表示のみだと1ヶ月以上もバッテリーがもつのです。山ばかりに行っているわけではないので時計として日常使用できる嬉しい機能です。

WDS-F10が安くなっている

WDS-F20の価格は5万1000円ということです。WDS-F10が発売時には7万円だったことを考えると嬉しい価格設定です。
ですが・・・WDS-F10も随分と安くなっています。昨年の11月頃から急激に実勢価格がさがっていて、いまは3万円代までになっています。
私はiphoneとの連携問題があるので価格には代えられないものがありますが、Androidスマホのユーザーは一考の価値がありそうです。

ところでWDS-F20のベゼルの上の方に「PRO TOREK」と表示があります。PRO TOREKとえばアウトドア用のお高い時計ブランドですね。これまた憧れでありました。

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