ジャガイモは育てやすい作物です。発育旺盛ですぐに大きくなり、3ヶ月程度で収穫できます。春と秋の2回の作付けが出来るのも嬉しいです。
ジャガイモはなんとナス科です。連作障害がありジャガイモはもちろん、他のナス科の作物の後に植えないようにします。また、ナス科共通の病気があり移りやすいので、近くに植えないようにします。しかし・・・ジャガイモとトマトが親戚とはねぇ。そう言えば、まれにジャガイモにトマト風の実が付くことがあります。
ジャガイモは露地植えの他にプランターなどでも作りやすい作物なので挑戦してみてください。
ジャガイモの種類
メークイン
小ぶりで粘り気がおおく煮崩れしにくい。
男爵
収穫が多くて作りやすい。デンプン量が多くホクホクとした食感。お勧め。
ジャガイモの育て方
【土づくり、畝つくり】
畝幅は1m位にし1丈植え、種イモの間隔は30cm程度。
【植え付け】
春ジャガ
3月 霜に弱いので遅霜に注意、遅霜で全滅したことがある。
芋を切って植える(50g程度)
秋ジャガ
8、9月
芋を切らずに丸ごとうえる
種イモは植える前に日に当てて芽を出して置く。
春ジャガは50g程度にきって切り口に灰を付ける。切った芋に芽が付いていることを確認すること。芋が茎と繋がっていた部分(へそ)は切り捨てる。
切り口を下にして植える。
(注)芽の方を下にして植える方法もあるらしい。その場合は発芽が遅れるが丈夫な芽がでてくるとのこと。
秋ジャガは種イモが腐らないように丸ごと植える。
【芽かき】
10センチほどに伸びたら、太いのを3本残して茎をとってしまう。
茎が多いと小さな芋になる。
【追肥】
芽かきをしたら追肥をする。
花が咲く頃からイモが太り始めるので追肥をする。
【土寄せ】
新しいイモは種イモの上に付くので土寄せをしないと土の上に露出して緑化する。
黒マルチをすると緑化が防ぐことができ土寄せ不要。
【収穫】
花が咲いたあと葉っぱが枯れてきたら収穫時期、試し掘りをして収穫する。
植えてから3ヶ月程度で収穫できる。
ジャガイモの保存
暗いところに保存
光があたると緑色になり食べられなくなる(毒素がでてくる)
メモ
石灰を撒くと芋に黒い斑点がでる
連作障害がでるので3年くらい空ける。
ナス科(ナス、トマト)の作物の後に植える時も同様。