カモミールはハーブティの定番ハーブです。
マーガレットを小さくしたような愛らしい花を咲かせてくれます。
カモミールの花はリンゴに似た甘くてフルーティな香りがあり、その花を使ったハーブティは安眠を誘い、口臭・風邪の予防、また抗酸化作用もあると言われています。寝る前にカモミールティでリラックスしてみては如何でしょうか。
カモミールの使い方
カモミールはハーブティとして人気のハーブです。
花を摘み取って5個程度カップにいれてお湯を注げば、カモミールの甘い香りが楽しめます。
ハーブティには花の部分を使い、フレッシュでもドライでも楽しめます。
神経を静める効能あり、安眠を誘ってくれるハーブティです。
ポプリには花を乾燥させてつかいます。カモミールの甘い香りを楽しんで下さい。
ハーブ液にするとヘアリンスやローションとして使えます。
また入浴剤として使えば発汗作用があり体を温めます。
カモミールの効能
リラックス効果があり安眠を誘うハーブティとして就眠前におすすめです。
発汗作用がり体を温めるので風邪の引き始めや月経痛を軽くするとも言われています。
精油成分に炎症を鎮める作用があり口臭予防などにハーブティを口に含んだりします。
また抗酸化作用もあるといわれています。
カモミールの種類
ローマンカモミール
多年草で地を這うように伸びていきます。ハーブティはやや苦みがありジャーマンカモミールに比べると飲みにくいところがありますが、リラックス成分はジャーマンカモミールに比べると多いようです。
ジャーマンカモミール
カモミールの代表種でハーブティとして人気があります。
1年草ですが育て安く環境が良いとこぼれ種で繁殖していきます。
ダイヤーズカモミール
ジャーマン種やローマン種と違い黄色い花を咲かせます。染色に適しています。
カモミールの育て方
カモミールは育て安いハーブです。
特にジャーマンカモミールは丈夫で、初心者には適したハーブです。
寒さには強いですが、暑さにやや弱いので夏場は直射日光をさけ、風通しの良いところが良いでしょう。
肥料は沢山いりません。窒素分が多いと葉ばかり茂って花が付きにくい事があるので注意しましょう。
アブラムシがつきやすいので小まめに駆除しましょう。
殖やし方は種から殖やす方法が一般的で、9月頃に種を蒔きます。
ローマンカモミールは多年草なので株分けでも殖やすことができます。
ジャーマンカモミールは1年草なので4月頃に花を楽しんだあとは夏前に抜いてしまいます。