昭和レトロ

鉄腕アトム 日本のテレビアニメはアトムから

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♪空をこえて~ ラララ 星のかなた・・・♪

鉄腕アトムは日本初の本格的テレビアニメ

懐かしい歌詞ですね。鉄腕アトムは日本初の本格的テレビアニメです。初めて放送されたのは昭和38年の元旦です。元旦だったんですね。
それまでもテレビでアニメが放送されたことはありましたが、時間が短いものや海外のアニメでした。鉄腕アトムの登場で30分のアニメ番組を楽しめるようになったのです。

昭和38年はテレビアニメ元年か

昭和を懐かしむ大人としてはテレビアニメは欠かせません。私は昭和33年生まれですので鉄腕アトムは4歳の頃に登場したことになります。
この年は鉄人28号も放送開始されています。ロボットや宇宙といういかにも男の子の好きそうなアニメです。鉄人28号は、その後に続く日本アニメのお家芸とも言える巨大ロボットアニメの走りですね。

鉄腕アトムは元旦に始まり大晦日に終わった

さて、鉄腕アトムに話を戻しましょう。
鉄腕アトムは昭和38年の元旦から始まり、昭和41年の大晦日まで193話(リピート放送含まず)が放送されています。放送時間帯は火曜日の午後6時です。
この午後6時という時間帯は、昭和の子供たちにとってはアニメに時間帯でした。当時はアニメではなくマンガと言っていましたが。
驚異的なのはその視聴率です。初回の視聴率は27%ということで、これも凄いですが、最高視聴率は40%を超えていたそうです。当時の人気ぶりが偲ばれます。

その後、昭和55年から始まった第2作、平成15年からのアストロボーイとアニメ化されています。アストロボーイなどは随分とハンサムで今風のアトムになっています。

ショッキングな第1話と悲惨な最終話

第1話は「アトム誕生の巻」です。冒頭は天馬博士の子供、飛雄(とびお)の交通事故のシーンで始まります。そして、天馬博士は死なない飛雄としてロボットを作ります。アトムの誕生です。ただ、天馬博士は、その後アトムをロボットサーカスに譲渡します。のちにお茶の水博士に引き取られウランちゃんなど家族が増えて行くことになります。

第1話も交通事故というショッキングなシーンで始まりましたが、最終話はもっとショッキングです。太陽の暴走を抑えるためにロケットを抱えて太陽に突入するというものです。当然ながらアトムは消滅してしまうわけで、当時の子供たちにしては大事件だったことでしょう。そんな最終話を大晦日に放送したというのも驚きです。

懐かしの昭和アニメは鉄腕アトムから始まっています。これからも昭和の夕方のテレビに登場したヒーローたちを想い出しながら・・・懐かしみながら綴って行きたいと思います。

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