山菜

山ウド(山独活) 香り高い山菜、山菜の代表格

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山ウド
ウドは栽培されているものも多く、光が当たらないように室栽培されている白ウドをスーパーで見かけることもあります。自然のウドは濃い緑色をしていて、独特な香り、味わいも栽培物とは別物です。日当たりの良い山肌などに自生していますが、山里に住んでいる私でもあまり見かけることがありません。

ウドは「ウドの大木」と言われるほど大きくなります。成長すると2mから3mほどになるので葉っぱの形などを覚えていると直ぐに見つけることができます。ただ、大きくなったものは食べることができないので、次の年の春までお預けとなります。

この山里に移ってから、どこかに山ウドがないかと探していたのですが、なんと、意外にも我が家の裏山に自生していました。気が付いたときは大きくなっていたので収穫は次の年になってしまいましたが、あの独特の香りと味を堪能いたしました。とは言っても一株だけなので取りつくさないように、地面から出てきた新芽ではなく伸びた先っぽを少しだけです。

採り方

4月から5月頃に新芽が出てきたところを切り取ります。素手では難しいので、ナイフを根元に差し込んで切り取ります。

食べ方

独特な香りと山菜らしい苦みを含んだ独特な味わいです。アクは少なく生で食べることもできますが、酢水につけてアクを抜いてからの方が食べやすいです。山うどは細かい毛があり皮もかたいので、皮を剥いて食べやすい大きさに切ってから、酢水に20分ほどつけておくと良いでしょう。
あとはサラダにしても良いし、酢味噌などにあえて食べても美味しいです。お勧めはシンプルに酢味噌をかけて食べることでしょうか。
成長度合いや収穫場所によっては固いものもあります。固いものは少し茹でて和え物にした方が食べやすいです。茹でる場合も少し酢を加えると食べやすいです。
ウドの特徴は香りと独特な味わい、そしてシャキシャキとした食感です。あまり茹ですぎたり、アク抜きが過ぎると肝心のウドらしさが失われます。苦みも春の味わいです。ウドらしさを堪能してください。

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