山菜

セリ(芹) 七草粥では欠かせない山菜

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セリ

「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞななくさ」と言われる春の七草ですが、その筆頭にあるのが芹(セリ)です。春の七草のスズナ、スズシロ以外は野草ですが、その中でセリが唯一、山菜として食べらています。

セリは水辺にある山菜です。田んぼや田んぼの周りの水路などに自生しています。この頃は山里を歩くと休耕田を見かけることが多いですが、そんな休耕田に群生しているセリを見かけることがあります。

セリはアクがなく、爽やかな味わいで色々な料理に使えます。セリ科は独特な香りが特徴ですが、三つ葉セリのような強い香りではあません。山菜の中では料理しやすいものの一つでしょう。

採り方

初春(1月)から春(5月)にかけて採ることが出来ますが、春先の新芽が伸びた頃がおすすめです。水辺に自生しているので長靴などを用意しておいた方が良いです。田植えの始まる前の田んぼ周りを散策してみましょう。
根元から柔らかいところを手で折ると簡単に採ることできます。根の部分も食べることができるのでナイフや移植ゴテなどで掘るように採っても良いでしょう。根ごと採る場合は採りすぎに注意しましょう。

食べ方

お浸しや和え物が一般的ですが、お汁の実や天ぷらなども良いです。七草粥も作ってみると良いでしょう。七草すべてでなくセリだけでも美味しく食べることできます。根元の部分は塩漬けや醤油漬けにしておくのも良いです。

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