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会社員のための確定申告 初めてでも大丈夫

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確定申告

確定申告の季節ですね。今期、賃貸の不動産所得があったので初めて確定申告をしました。私は今まで会社勤めで確定申告など無縁の世界でした。今度、確定申告をする必要が出て来て、ネットで調べたり実際に申告会場に出向いたことなどを記事にしておきます。
思いのほか簡単でしたよ。

サラリーマンが確定申告をする時

サラリーマンは給与から税金が源泉徴収されます。所得税は年間の所得に課税されるので年末調整で税金が確定します。確定した税額と源泉徴収された分を差し引きして、還付や追徴がされて納税が完了します。便利な制度ですが知らないうちに納税されるので税金の仕組みなど疎くなってしまいます。

会社員でも給与所得以外に20万円以上の所得があると確定申告が必要になります。また、高額医療控除など確定申告で税金が戻って来る制度もあるので確定申告をする場面が出れくるかもしれません。
私の場合は田舎に引っ越し以前に住んでいた家を貸家にしたことで、家賃収入が出来ました。家賃収入は不動産所得です。

サラリーマンの所得

所得には色々な種類があります。会社員は給与所得ですね。他にも事業所得、不動産所得、一時所得など10種類あります。

所得税の課税には総合課税と分離課税と二つの課税方法があります。
給与所得、不動産所得、事業所得、一時所得、雑所得は総合課税です。総合課税の所得は合算して所得税を計算します。分離課税は合算せずに個別に所得税を計算します。

会社員が申告する可能性がるのは次の所得でしょうか。

・給与所得

給与の所得です。これだけだったら申告不要ですが、高額医療控除など還付を受ける場合は確定申告することになります。

・不動産所得

私のように不動産の賃貸収入があったときなどです。不動産の売買は譲渡所得になります。

・事業所得

副業収入や保険外交員の報酬などです。

・一時所得

生命保険が満期になったときなどです。入院保険金は非課税です。

・雑所得

年金などです。

申告書の作成は国税局の「確定申告書等作成コーナー」が便利

これらは総合課税なので合算して確定申告をすることになります。
確定申告は2月16日から3月15日までで自己申告になります。税理士さんにお願いすることもできますが、会社員の副業程度なら簡単なので自分で申告することもできます。
私は国税局の確定申告サイトで申告書を作成して、地元の税務署のやっている確定申告相談所の持ち込みました。

私は最初だったので相談所に持ち込みましたが、作成した申告書を郵送することもできます。また、e-Taxでネット申告することもできます。e-Taxの場合はネット環境はもちろんですが、住民基本台帳カードや個人番号カードなどの電子証明も必要になります。

申告書を作ると税額も判るので3月15日までに納税することになります。私は申告書を持ち込んだので相談所で納付書を貰いました。納付書は税務署の他に金融機関などに置いてあります。

最初は色々と調べてエクセルで控除額などを計算していました。調べている内に国税局の「確定申告書等作成コーナー」を見つけました。これが素晴らしく、簡単い申告書を作れて便利です。長くなってきたので申告書の作り方は次の記事で紹介します。

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