４，９００円という驚きの価格で買えるアマゾンの格安タブレットを使ってみました。
価格の割にはサクサクと快適に動いてくれました。これは使えます。
プライム会員は超特価、無料会員は注意が必要
もっとも４，９００円という価格はアマゾンプライム会員向けの価格です。通常価格は８，９００円です。プライム会員は会費が３，９００円（年会費）と有料ですが、会員になると４，０００円の割引クーポンが使えるという仕組みです。
私の場合はプライム会員の方に魅力を感じていたので、Ｆｉｒｅタブレットの方がおまけと言う感じで入手しました。Ｆｉｒｅタブレットを買うときは迷わずにプライム会員になるべきです。
ちなみにプライム会員の無料体験中の場合は４，０００円のアマゾンギフト券が貰えます。こちらはプライム会員に移行しない場合はギフト券が無効になるので注意してください。
抜群のコストパフォーマンス
７インチクラスのタブレットは他社からも発売されていますが、１万円代の価格帯が多いようで、安い物ですと７，０００円代からあります。
人気のアップルｉＰａｄｍｉｎｉ４（１５ＧＢ）モデルで３万円代です。ＡＳＵＳ、ＮＥＣといった大手メーカーの人気モデルでも２万円前後の価格帯なので、Ｆｉｒｅタブレットはずば抜けて安い価格です。性能は随分と違うので同じように比べることは出来ませんが、コストパフォーマンスという点ではずば抜けています。
サクサク動く
さて、では、そのＦｉｒｅタブレットの性能です。
ファーストインプレッションとしては予想以上に使えるということです。今までタブレットを使う場面が少なく、古いｉｐａｄを未だに使っていたのですが、それに比べるとサクサクと動くし、軽いし・・・タブレットの進化の速さを感じました。
動作はクアッドコアのプロセッサということもあり快適です。動画もスムーズに動いてストレスを感じることはありませんでした。アマゾンということでＫｉｎｄｌｅ本をダウンロードしてみましたが、こちらもストレスなく読むことができました。
気になるのはＧＰＳ、カメラ、容量
気になるのはＧＰＳが無い点とカメラ、それと容量です。
ＧＰＳが無いのは地図関連のアプリを利用する人にとっては致命的です。カメラはアウト、インと二つついていますが、解像度が低くおまけ程度と言ってよいでしょう。メモやＳＮＳのビデオチャット用です。８ＧＢという容量も心配ですが、こちらはｍｉｃｒｏＳＤで１２８ＧＢまで増やすことができます。
解像度のスペックが今どきのタブレットに比べて低いです。ただ、私の場合はそれほど気になりませんでした。まぁ、今まで使っていたのが古かったからでしょうけど。ホームページをみたり動画、書籍を見た感じでは問題なかったです。スマホはｉｐｈｏｎｅ６ｓを使っていますが、それと比べると解像度の低さを感じます。書籍などは表示できる文字数が随分と違います。しかし、年寄りの身には画面が大きいメリットの方が大きいです。
外観は安っぽい、重さは気にならない
重さは３１３ｇです。他の７インチクラスのタブレットは３００ｇを切っているものが多いようです。実際にもって見ると、あまり重さは感じませんでした。
外観は価格なりです。プラスチック筐体で少し安っぽくも感じますが、そこは背面のａｍａｚｏｎのロゴに頑張ってもらいましょう。背面もプラスチックなので少し滑りやすい感じがします。落とした時の強度なども心配です。落として試す勇気はないので大切に扱いたいと思います。
ＯＳに注意
ＯＳはＡｎｄｒｏｉｄＯＳをベースにしたアマゾン独自のものでＦｉｒｅＯＳ５です。ＡｎｄｒｏｉｄＯＳとは操作もちがい、アプリはＧｏｏｇｌｅＰｌａｙではなく、Ｋｉｎｄｌｅストアて手に入れることになります。Ｋｉｎｄｌｅストアも随分とアプリが登録されていますが、たとえばＬＩＮＥがない。Ｇｏｏｇｌｅのアプリがないなど注意が必要です。
まとめ
一番きになるのがＯＳです。Ａｎｄｒｏｉｄ系とは言え、Ａｎｄｒｏｉｄではないのでアプリに制限があります。解決策はあるようですが、スケジュールなど多くをｇｏｏｇｌｅアプリに頼っている私にとっては利用範囲が狭まります。
ＧＰＳの無い点も地図情報が利用できいので辛いです。ＧＰＳは搭載してほしかったです。カメラの解像度、液晶の解像度の低さは私にとっては、それほど苦になりません。
以上の不満点があるにしても、そのパフォーマンスの高さ嬉しいタブレットです。なにしろ５，０００円を切る値段ですから、アマゾンの専用端末にしても良いくらいです。
ｉＰａｄなどをイメージして買うタブレットではないです。ＰＣやスマホ中心でサブ的にタブレットを使ったり、２代目のタブレットとして使うのが正解のコスパ抜群タブレットです。