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確定申告 収支内訳書を作る

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サラリーマンのための確定申告の第3弾です。事業所得や不動産所得がある場合は確定申告書に収支内訳書を添付する必要があります。今回は収支内訳書を国税庁の「確定申告書等作成コーナー」で作ります。

国税局: 【確定申告書等作成コーナー】

収支内訳書コーナーで作成開始

私は不動産所得があったので不動産所得の収支内訳書をつくります。
まず国税庁の「確定申告書等作成コーナー」から作成開始をクリックします。すると提出方法の選択になるので、どちらか選択してください。私は書面提出でしたので、そちらで説明していきます。事前確の画面までは確定申告書の作成と同じです。

次の画面が作成する書類の選択になります。確定申告書の作成は「所得税コーナー」ですが、収支内訳書は2番目の「青色申告決算書・収支内訳書コーナー」を選びます。

収支内訳書 開始

次画面の作成開始をクリックすると提出方法と決算書・収支内訳書の選択になります。提出方法は前述とおなじですが、作成書類は「白色申告書に添付する収支内訳書を作成する」を選びます。

収支内訳書の選択

次に収支内訳書の選択になります。

収支内訳書 選択

一般用は事業所得、雑所得ようになります。副業収入、外交員報酬、年金の収入がある方はこちらを選びます。
農業所得用は農業を営んでいるかたですね。
私は不動産所得ですから、一番したの不動産所得用を選択しました。

不動産所得の収支内訳書

不動産所得収支内訳書(不動産所得用)メインの画面です。ここで収支内訳書の作成していきます。

収支内訳書 不動産所得

不動産収入の入力

それぞれの項目に入力していきます。
まずは収入です。賃貸料のリンクをクリックすると不動産収入の一覧画面になります。

収支内訳書 不動産一覧
右上の「新規に不動産所得の収入を入力する」のボタンを押すと個別の物件の入力画面になります。
ここで賃貸物件の住所などの情報、借主の情報、家賃、礼金などの情報を入力していきます。賃貸期間などの入力もあるので手元に賃貸契約書などを用意しておくと良いでしょう。

収支内訳書 不動産入力

入力を修了すると全画面にもどり不動産所得一覧に内容が表示されます。複数の物件がある時は再度、個別物件の入力を行います。
全ての物件の入力を修了すると収支内訳書(不動産所得用)メインの画面に戻ります。

不動産経費の入力

次に不動産所得に関する経費を入力していきます。
サラリーマンの場合は給与を払っている専従者はいないでしょうから給与賃金の入力はないと思います。

建物などは減価償却費を計上できます。原価償却費をクリックすると不動産収入の入力と同じように案件ごとの入力ができるようになっています。取得金額や耐用年数などを入力していくと減価償却費を計算してくれます。わたしの場合は減価償却費を計上しなかったので入力しませんでした。

租税公課、損害保険料は払った金額を入力します。

修繕費は支払い先、修繕箇所等、支払日、金額を入力します。

収支内訳書 経費

不動産状況などの入力

最後に不動産の保有状況(戸数など)、ローンの利子などを入力していきます。それぞれの項目をクリックして詳細を入力します。

収支内訳書(一般用)の入力

事業所得などのある方は(一般用)を選択して入力していきます。入力の方法は不動産所得と同じような感じですが、収入、経費に加えて売上原価の入力項目があります。

一般用入力

住所、氏名等の入力

それぞれの所得に対する入力が終わると確認画面が表示されます。入力内容などを確認して次に進ます。
最後の住所、氏名などを入力します。会社員の場合は住所情報と事業所情報は同じで良いでしょう。

収支内訳書の印刷
収支内訳書のPDFファイルが作成されるので印刷してください。最後の画面にデータ保存のボタンがあるので保存をしておくと良いでしょう。

これで確定申告書、収支内訳書の作成は完了です。あとは郵送か持ち込みで所管の税務署に提出してください。

最初は書式をダウンロードして手書きで作るつもりでした。難しそうで調べるほどに不安になりましたが、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」には助けられました。思いのほか簡単に出来上がって良かったです。

※この記事は入力方法の説明のため国税庁ホームページを切り取り加工して表示しております。

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