登山

屋久島 縄文杉を訪ねる

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縄文杉

屋久島の宮之浦岳は1935mで九州で一番高い山で日本百名山でもあります。しかし、残念ながらまだ登ったことがありません。宮之浦岳は山中泊も必要で中々日程がとれません。

屋久島では愛子岳と縄文杉に登りました。縄文杉は山ではありませんが、結構ハードなトレッキングでした。今回は縄文杉を訪ねて登った一日を紹介します。

私が縄文杉を訪ねたのは10年ほど前の事です。当時でも登ぼる人ががおおく乗り合わせたフェリーはリュックを背負った登山客でごった返していました。今は世界遺産にも登録されており登山客も随分と多くなっていることでしょう

縄文杉は屋久島のほぼ中央部にあり、標高は1300m程度です。荒川登山口が標高600mほどですから標高差が約700m、距離が片道11kmほどになります。
頂上を目指すというわけでは無いですが立派な登山です。往復10間ほどかかるので、なるだけ日の長い夏に登った方が良いでしょう。それに、冬は南国の島といえども雪がつもります。

長い長いトロッコ道

縄文杉 トロッコ道

荒川登山口から登り始めますが、最初の方はトロッコ線路の上を歩いていきます。全体の3/2くらいはトロッコ道です。枕木の上を歩くのですが整備された線路の上ですから割と歩きやすいです。ただ単調なこともあり後半は飽きてきて黙々と歩く感じでした。

登山口から1時間ほど進むと小杉谷の小学校跡があります。広場になっていて良い休憩所です。そこからトロッコ道をさらに2時間ほど歩いた所が大株歩道入り口です。ここにから本格的な登山道になります。ここにはトイレが整備されているのでトイレ休憩をしっかりと取っておきます。

登山道に入るともののけの森

登山道に入っていくと変化にとんだ風景が現れます。暫くすすむと翁杉、ウィルソン株が現れます。ウィルソン株は大きな切株で中が空洞になっています。その空洞に入り見上げると空が見え小人にでもなったような感覚になります。その空がハート形に見えるポイントがあるそうです。私は知らなかったのでハート型の空はみていません。

屋久島 ウィルソン株

ウィルソン株をすぎても大王杉、夫婦杉と大きな屋久杉が現れてきます。名前がついていない杉たちも随分と大きくて変わった形の杉が多いです。途中で屋久島最高峰の宮之浦岳が見える場所がりました。いつかは登りたい山です。

縄文杉の周りは侵入禁止です。周りに足場がくまれてあり、その足場の上から縄文杉と面会します。縄文杉はずんぐりとしていて威厳があります。
樹齢は3000年とも7000年とも言われています。樹齢3000年としても縄文時代(紀元前1300年から紀元前400年頃)になります。私達人間からすれば気の遠くなる時間を生き延びている大樹です。

気を付けること

縄文杉の周りには湧水が多く、よい水場になっています。縄文杉に登る時は登山時間が長いので携帯する水の量には注意しないといけませんが、水場も多いので途中で補給することもできます。

トイレも注意が必要です。遭難の多くはトイレのために登山道を離れて迷子になることが多いようです。登山道は登山道にそって進むと分かり易いですが、横切ると登山道と気づきにくく判らなくなります。トイレは荒川登山口とトロッコ道中ほどの三代杉付近、大株歩道入り口です。大株歩道入り口を過ぎると往復4時間ほどトイレが無いことになります。屋久杉からさらに10分ほどのぼると高塚の山小屋があるので覚えておくと役にたつかもしれません。

屋久島は雨の多い島です。なにしろ1週間に8日雨が降ると文豪に言わしめたほどです。天気予報のチェックは当然でしょうが、雨具の準備は忘れないようにした方が良いです。合羽は当然ですが意外に役に立つのが傘です。リュックの隅に折り畳み傘を入れておくと休憩の時などに重宝します。

荒川登山バスは最終に遅れないように

登山の時間配分には十分に気を付けて下さい。大株歩道入り口の看板には「少なくとも10時にはここを出発してください」、「少なくとも午後1時までには縄文杉から引き返して下さい」と注意書きがあります。荒川登山口から大株歩道入り口まで3時間ていどかかりますので遅くとも7時には荒川登山口を出発しないといけません。帰りに5時間かかるとすると、縄文杉を1時に引き返すしては帰りのバスの時間が気になります。十分に余裕をもって早めに出発するようにしてください。

私が登った時は車で荒川登山口までいくことができましたが、今では一般車両の乗り入れが規制されています。登山口までは荒川登山バスでいきますが、帰りの最終バス(18:00)に乗り遅れないように注意してください。ちなみに出発は屋久杉自然館前を5時頃から6時までで、登山口まで40分ほどかかります。時期によっては運休もあるようですのでバスの時刻は予め確認してください。

縄文杉・荒川線車両乗入れ規制/バス運行表

鹿児島から屋久島までのアクセス

鹿児島内陸から屋久島に行くには幾つかの手段があります。一番早いのが飛行機です。愛子岳に登った時は飛行機で行きました。朝の便で行って、その足で登り始めました。しかし、観光はともかく山に登るには当日山行は厳しいです。屋久島の山々はどれもハードです。
高速船は便数も多く2時間程度でつきます。運賃は片道9000円程度です。一番手軽な乗り物です。
フェリーは2社が運航しています。フェリー屋久島は片道5000円程度と安いですが片道4時間もかかり一日一往復しか運航していません。ハイビスカスは片道4000円程度ですが鹿児島市を夕方に出発し種子島に停泊後、翌朝早く屋久島に付きます。早朝につくので登山には都合が良いかもしれません。

フェリー屋久島2

縄文杉を訪ねるには、その工程の長さから前泊、後泊が必要になります。私は民宿を使いました。屋久島には民宿、レンタカーが沢山あります。縄文杉に登った翌日はレンタカーを使って白谷雲水峡や千尋の滝、平内海中温泉などを観光しました。
民宿での食事も美味しかったし楽しいひと時でした。

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