スタートレック映画の新作が今夏公開されるとのニュースが舞い込んできまいた。楽しみですねぇ。私はスタートレックの大ファンです。
スタートレック テレビドラマ版
宇宙それは人類に残された最後の開拓地である。そこには人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ちうけているに違いない。
これは人類初の試みとして5年間の調査飛行に飛び立った宇宙船USS・エンタープライズ号の驚異に満ちた物語である。
これは、スタートレックのオリジナルシリーズ(日本では宇宙大作戦)のオープニングナレーションです。覚えている方がいらっしゃるでしょうかねぇ。
スタートレックが日本で初めてテレビ放送されたのは1969年4月27日(日本テレビ系)だそうです。昭和44年ですね。私はその当時の放送をリアルタイムで見ていました。
当時としては宇宙もののテレビドラマは少なくてワクワクしながら見ていたことを思い出します。
その後、スタートレックシリーズのドラマ版は新スタートレック、DS9、ヴォイジャー、エンタープライズと続いていきますが、私がテレビで見たのは最初のオリジナルシリーズだけです。他のシリーズはDVDなどで見ました。
スタートトレック 映画版
映画版は今年の夏に公開予定の「スター・トレック ビヨンド」で13作になります。前作も映画館に行ってみましたが、次回作もぜひ大画面で見たいものです。
1作目から6作目はオリジナルシリーズの映画版です。
7作目からは新スタートレックの映画版ですが、7作目は引き継ぎ的な作品でもあり、カーク船長などオリジナルシリーズのメンバーも出演しています。
11作目からは新たなキャストでオリジナルシリーズが作られています。
今年の夏に公開されるのは新キャストによる3作目ということになります。
スタートレックの登場人物
スタートレックの登場人物はみんな魅力的です。とくにオリジナルシリーズのカーク船長、スポック、マッコイの3人のトリオはいいですねぇ。
カーク船長は良くも悪くも人間的で情に脆い。対してスポックは感情をもたずに理性のみで行動するバルカン人(地球人とのハーフ)。マッコイは医師で二人の間を取り持つような役割でした。
スポックの魅力
スポックは科学主任(副長兼務)で科学的な根拠によって行動するのですが、それが極端でコミカルでした。スポックの人気は高かったようで他のシリーズや映画にも再三出演しています。
スポックを演じたレナード・ニモイは昨年、平成27年の2つに亡くなってしまいました。彼は映画版の前作、「スター・トレック イントゥ・ダークネス」にも出演しいますが、この映画が遺作となりました。
スポックの役割は新スタートレックではデーターに引き継がれています。データーは人間ではなくアンドロイドです。アンドロイドなので名前の通り膨大なデーターと正確な計算ができますが、感情はありません。スポックの立ち位置そのままに新シリーズの中心メンバーになりました。
スタートレックシリーズは宇宙を舞台にしたSFドラマですが、内容としては人間ドラマ的なストーリーも多く、感情的で人情味のあるカーク船長と理性的で合理的なスポックの対比が良い味を出していました。
彼らほど極端にないにしても、感情的な上司や合理的な同僚などが私たちの周りにも居そうです。いや、私の中にもカーク的な部分、スポック的な部分があって言い合いをしているような気がします。
いまオリジナルシリーズをみるとセットなどチャチに思えるのですが、そういったストーリーと魅力的な登場人物でテレビドラマのシリーズが終わった今でも、多くのファンの心を放さないのでしょう。